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QED
PalmPilot用の初の大きな文書を取り扱うことのできるエディタです。

紹介

PalmPilotシリーズの標準アプリケーションである"notepad"では、小さなドキュメント(4K)しか編集できないと言う制限があります。QEDには、このような制限はありませんので、非常に大きなドキュメントでも取り扱うことができるのです。

QEDは、標準DOCフォーマットを用います。DOCは、PalmPilotでの大きなテキストを取り扱うためのデファクトスタンダードになっています。このファイルフォーマット、中身を圧縮することで、劇的にPalmPilotのメモリを節約することができるのです。このようなファイルは、"e-texts"とも呼ばれています。e-textsのうち、あるひとつの有名なソースは、は MemoWareです。DOCフォーマットは、現在ではAportisが販売する"AportisDoc Mobile Edition"と呼ばれるラージテキストファイルビューワとして開発されました。 ビューワには他にも、TealDocがあり、これは画像とリンクを含むことができる機能を持ち、TealPointによって販売されています。.

インストール方法

ダウンロード後、QED.ZIPを解凍するために、WinZipが必要になるかも知れません。.

標準のインストールツールを使って、QED.PRCをインストールして下さい。

QEDはあなたが買うまで定期的に催促をします。もしあなたが私と似たような考えを持つのならば、QEDがあなたがいつも望んでいたものであることにすぐ気づきますよ。... PalmPilotで無制限のサイズの文書の編集ができるのです! 今がまさにその時です - しかも、たったの$23!! お得です!!! 支払いするためには以下のサイトを訪れて下さい。 :http://qland.de/qed 支払いが済むと、あなたのPalmPilotのHotSync IDによって作られた登録コードがemailでこちらから送られます。 HotSync IDは、Pilot desktopプログラムでいつも使っている、 "user(ユーザー)" ネームです。HotSync IDは、Applications/Preferences/Owner screenにある"owned by(所有者情報)"の名前ではないことに注意して下さい。

QEDは、 PalmPilot PersonalとProfessionalモデルで、長い間テストされており、完全に動作します。

QEDは、PalmPilot III.上でも、正常に動作します。

QEDの現在のバージョンは、1000/5000のベーシックモデルとでは互換性はありません。しかし、Professional upgradeチップ(OS2.x)上では、動作します。

万全を期すには、QEDをアップデートする際、予め前のバージョンのQEDを消去して下さい。再度、登録コードの入力を求められます。

インストールする際、決してQEDをダウングレードしないで下さい。これは、例えば、あなたがもし現在のバージョンを使っており、とある理由で古いバージョンのものをインストールすることを指します。

QEDは、TRGのSuperPilot Liteメモリ拡張カード上でも動作することが報告されています

非常に限られた数人のユーザーから、QEDが全く動作しないことが報告されています。おそらくこれは、他のプログラムや、インストールの失敗、DOCファイル、RAM、またはいくつかの拡張ハードウェアと競合しているためだと思われます。あなたのPalmPilotでQEDが動作するかどうかを確認するためにも、一度インストールして試用してみて下さい。

もしあなたが、希にみる極端な安全志向であるのならば、QEDをインストールする前に、Backup Buddyを使ってPalmPilotの全データのバックアップを取って下さい。.

購入

無料でダウンロードできるQEDは、試用版です。うるさい催促メッセージをなくすには、http://qland.de/qed にて登録を行って下さい。以下、登録の方法です。
1. 登録するため、以下のサイトへ訪れて下さい。 http://www.visionary.com/qed/
   そして、オーダーフォームをうめて下さい。
2. あなたの支払いが完了したら、email経由で、登録コードがあなたの元へ送られます。
   登録コードはなくさないように、どこか安全な場所で保管して下さい。
3. QEDのMenu→OptionsからRegisterを選び、登録コードを入力して下さい。
4. もうこれ以上うるさい催促メッセージに悩まされることはありません。

!!! オーダーフォームでは、あなたのPalmPilotのHotSync IDを入力する必要があります。
HotSync IDは、Pilot desktopプログラムでいつも使っている、 "user(ユーザー)" ネームです。
HotSync IDは、Applications/Preferences/Owner screenにある"owned by(所有者情報)"の名前ではないことに注意して下さい。
スタンダードまたはセキュアフォームにおいてクレジットカードで登録されることを強くお奨めしますが、android7@wwa.comへのemailや、電話 (773) 275-5335 (US)、または以下の住所への郵便(この場合は現金による注文も受け付けます)でも、クレジットカードで注文を受け付けます。Visionary 2000, 5674 N. Ridge, Chicago IL 60660, USA.

著作権情報

QED is copyright 1998, Kurt Schuster, all rights reserved. The QED trial version ZIP file may be freely distributed in its original unmodified form. The QED executable may be used freely by individuals, in assessing it's suitability for purchase. No other use, distribution, reproduction or modification whatsoever is permitted.

Registration entitles the purchaser to a single user license to use QED on a single organizer. No other use is permitted. Changing an organizer's HotSync ID or installation on multiple organizers requires the purchase of additional registrations.

Purchasers may freely download future updates and will be able to use their existing registration number. This policy may not continue indefinitely.

It is assumed that the purchaser has evaluated QED prior to purchase and accepted it as satisfactory. Therefore no refunds will be given.

Though extensive testing has shown QED to be stable and safe, no program is perfect. The purchaser must be aware of the possibility of data loss connected with the use of any program.

作者

QEDは Weiden in North Bavariaに住む、Kurt Schusterによって、作成・開発されました。あなたが良ければ、android7@wwa.comへ感想を英語で送って下さい。また、感想・問題報告・質問など、作者であるへ英語で送ることもできます。更に、以下のKurt's home pageを訪れることもできます。 http://home.t-online.de/home/kurt.schuster

機能説明

画面上のボタンには以下のようなものがあります。:

1. 新しいドキュメントの作成。
オプションの"CompNew"にチェックが入っている場合、新しい文書は圧縮されます。
2. ドキュメントを開く
3. 検索 / 次を検索
   分割された矢印ボタンの機能は、上が新規検索 / 下が次を検索を表します。
4. 一行上へ移動 / 一画面上へ移動
5. 一行下へ移動 / 一画面下へ移動
6. 一列左へ移動 / 一画面左へ移動
7. 一列右へ移動 / 一画面右へ移動
8. ドキュメントの端から端まで自由に移動

メニューには、Rename(名前の変更)・ Delete(削除)・Info(文書情報)・About(バージョン情報)コマンドがあるほか、Cut(切り取り)・Copy(コピー)・Paste(貼付)・Undo(取消)もあり、更にoptions(オプション)とregister(登録)画面も用意されています。Options画面で、ページの横幅の設定や、新規ドキュメントの圧縮・非圧縮の設定、フォントサイズの設定、定規機能の可否(ノートブックのようにテキストエリアに線を引く)、HotSync時にバックアップするように手動で設定することができます。

ピクセル数によって指定されたページ幅で、ワードラップするようになります。PalmPilotのスクリーン幅は160ピクセルです。本のような大きなテキストを読むときにこの設定を変更します。より大きな値に設定すると、画面を左右にスクロールできる仮想幅の画面になります。このような設定は、書式の整っているリストや、ソースコードのための設定です。設定を変える際、数字のある場所へカーソルをもっていく必要はありません。 ..... の場所で、番号を入力して下さい。

ドキュメントの準備

注意: Visionary 2000は、PC/QED Document Exchange Utility for Win95の最初のリリースを公開する予定です。QEXを試用するにはここをクリックして下さい。

QED上で編集するために以下のようなユーティリティーのうちどれかを使って、ファイルを用意して下さい。:
Windows 95/NTユーザー:by Mark Pierce: http://ourworld.compuserve.com/homepages/Mark_Pierce
DOSユーザー by Pat Beirne: http://pc-28134.on.rogers.wave.ca
ウェッブページ by Chris Heschong: http://pilot.screwdriver.net
マックユーザー by Masatoshi Yoshizawa: http://www.pluto.dti.ne.jp/~yoz/PilotSoft-e.html
現在では、Pat BeirneによるDOSユーティリティだけが、QEDフォーマットから元へ戻せることができるとされていることに注意して下さい。
また、マックのコンバータでは、大きなファイルにおいてクラッシュすることあると報告されています。

MakeDocの使い方 (DOS用 by Pat Beirne):

  • まず、MAKEDOCをインストールします:
  • 以下のサイトからプログラムをダウンロードして下さい。 http://pc-28134.on.rogers.wave.ca/makedoc8.zip
  • プログラムを、パスの通っているフォルダへ解凍して下さい。このフォルダは、あなたのOSをセットアップしたフォルダによって、異なります。例えばC:\DOS や C:\WINDOWS 、 C:\ または C:\WINDOWS\COMMAND を推奨します。
  • QEDフォーマットへのコンバート:

  • 例として、DAIRY.TXTというファイル名から、"My Diary"へとコンバートします。
  • DOSを起動し、QEDへコンバートしたいドキュメントのあるフォルダへ移動します。

  • 人間が読むことのできるファイルのみが、QEDで使うに相応しいものです。例えば、ソースコード、ウェッブページHTML、リスト、Windowsノートパッド形式のファイル、などです。一方で、Word、WordPerfectなど、ハイエンドのアプリケーションで保存されたドキュメントは、QED上では容易に編集することはできません。 このようなドキュメントを編集したい場合は、予めテキスト形式で保存しておく必要があります。
  • コマンドラインの入力:

  •   MAKEDOC DIARY.TXT DIARY.PDB "My Diary"
    または、より快適に編集するためには、以下のように入力し、非圧縮でドキュメントを用意することができます。:
      MAKEDOC -n DIARY.TXT DIARY.PDB "My Diary"
  • PalmPilotにインストールするため、標準のPalmPilot Install Toolプログラムを起動し、新しく作られたDIARY.PDBファイルを選択します。

  • 次回HotSync後に、diaryファイルは、QEDの編集できるファイルリストに加わるはずです。
  • DOSフォーマットへの戻し方:

  • ファイルを編集した後、別のプログラムで使ったり、印刷したりするために、DOSフォーマットへ戻したいことがあるかも知れません。
  • HotSyncを実行して下さい。QED上で変更されたすべてのファイルは、自動的にPilotの特別なバックアップフォルダに保存されます。デフォルトでは以下のフォルダです。:

  •    C:\PILOT\<省略されたあなたのユーザーネーム>\BACKUP
  • DOSを起動し、バックアップフォルダへ移動して下さい。
  • ファイルに付ける名前を決定して下さい。Windows 3.x環境下では、インストールしたときに最初に使ったファイルの名前(DAIRY.TXT)と同じです。 Windows 95/NT環境下では、ドキュメントに付けたタイトルを使った名前(My Diary.pdb)であるかもしれません。以下のように入力し、日付順に並べることで見つけやすくなることでしょう。 DIR /o:d
  • 以下のようにコマンドラインを入力します:

  •    MAKEDOC -d DIARY.PDB DIARY.TXT
    これにより、新しいファイル(DIARY.TXT)が作られます。このファイルは、オリジナルファイルをQEDで編集した後のものです。あとは、このファイルを他のプログラムで使うなり、印刷するなり、好きなようになさって下さい。

    技術仕様

    もしメモリーページが変わったとしたら、そのページ(スクリーンページではない) にカーソルが移動したとき、またはある大きなプログラムが呼び出されたときに、QEDは"オンザフライ"で圧縮します。したがって、圧縮にかかる時間はドキュメントのサイズに依存するものではありません。

    大きな拡張メモリを使用した場合の、QEDの互換性は、よく分かっていません。

    QEDプログラムサイズは信じられないほど小さいです。あなたのPalmPilotのわずか約12Kバイトしか必要としません。

    変更履歴をここでみることができます。

    問題

    Q. QEDに、たまに"no valid username"と表示されます。
    A. あなたのHotSync ID(Pilot desktopプログラム上のユーザーリストで変更できます。)は、少なくとも3文字以上である必要があります。あなたのHotSnyc IDをもっと長いものへと変更して下さい。

    Q. QEDが起動してすぐにクラッシュしてしまいます。
    A1. QEDは、1000/5000 のベーシックモデルでは互換性はありません。
    A2. RAMの残り容量に余裕があることを確認して下さい。
    A3. あなたのRAMが不正であるか、またはメモリが少なすぎます。あなたのPalmPilotをリセットし、バックアップフォルダにあるものよりもむしろオリジナルのファイルを使って、再インストールを行って下さい。これらの指示がよくお分かりになられない場合は、上の操作は行わないで下さい。QEDと、必要最小限のプログラムをインストールして下さい。QEDは常に最新バージョンを使用して下さい。
    A4. あなたのハードウェア・ソフトウェア環境と症状の詳細を連絡して下さい。.


    QEDをダウンロードする、または登録するには以下のホームページへ訪れて下さい。 QED Home Page.